【青年海外協力隊・カメルーンの旅】町のコジキはいつの間にか死ぬ

先週、町のコジキが死んだ。 ふだん町中をうろうろして町のトピックを収集している局長が戻ってきて、「街のコジキが死んだぞ」と言うんで行ってみるけど、別段ニュースにはなりません。   局長言うところでは、コジキとは 続きを読む…

アフリカ人はテレビの中に部族の太鼓の音を聞く

「激レアさん。」の出演依頼が来た時に、この複雑なアフリカ・テレビ体験をどうしたら説明できるのかと考えていた。 担当ディレクターは真面目に仕事に取り組む人だったが、編集会議では「アフリカのテレビって何が人気あるんだ、動物の 続きを読む…

青年海外協力隊的あるある・1年5ヶ月 クリスマスに人は集まる

ノエルおめでとう。 ってキリスト教徒でもない自分がそんなメッセージをアフリカの片隅から発して、どうする。 24日のきのうは、おなじみのラジオ制作主幹から、 「日本はナショナルな祭日で、おめでとう」って言われる。 クリスマ 続きを読む…

バムン王国「伝統祭り」2014

)任地のバムン王国で、2年に1度の伝統的お祭りが始まった。 何度も書いて繰り返しになるけど、ここは近代国家の成立以前からわりかし広い版図を治めていた「王国」で、今も王室が主催して民族のアイデンティティを確かめる祭りをおこ 続きを読む…

王国テレビ 時代写すドキュメンタリー感

あ、なんかひらめいちゃった。 閃いたっつうか、突然あることに合点がいったのだった。 数か月前に、何回かとなりの村を訪ねてドキュメンタリーを作った。 先日掲載された原稿にも書いた通りですが、僕の活動している王国テレビは、か 続きを読む…

王国テレビ「世界標準プロジェクト」

「世界標準プロジェクト」ってのを、始めている。 カメルーンの人たちは、すごく近代化に憧れを持っていているんだけど、いろんな事情から、なかなか近代化には近づけない。 ある時、局で鼻くそほじくってると、高校の先生で「映像の勉 続きを読む…

青年海外協力隊的あるある・1年経過して絶望で寝込む

任国に帰ってきました。 飛行機の窓から見る2回目のカメルーンの夜景はなんともほの暗くて、頼りない。 人は人で活気があるけど、夜になると少ない電気で暮らしているんだなあ、なんて思いを新たにする。 と思ったけど、家に帰ると、 続きを読む…

メーデーは休みだが会社ごとで「行進」するカメルーン

メーデー。 ってのが日本で休日だったかどうか、無職歴も2年経つと忘れてしまった。 カメルーンでも「勤労の日(労働者の日)」ってことでお休みです。まあ、毎度のことながらテレビ局は休日も働いてます。そんで、前にも書いたように 続きを読む…

【検証】激レアさん・小野洋文(バムン王国ディレクター)経歴・家族・年収は!?

「激レアさん」の放送前後から、やばエゴサーチみたいに するわけですよね。 そうすると、うわー。出てくる出てくる、今まで「小野洋文」がウェブ上にアップした情報があますところなくまとめられてて草。 おれかよ~。 放送開始24 続きを読む…

「激レアさん」でバムン王国テレビの話をしてきた

2月の下旬くらいだったか、家で鼻くそほじくってると「激レアさん。」でカメルーン王国テレビのディレクターで苦労した話をしてほしいって、フェイスブックで連絡があり、収録してきました。   4月2日(月)23時15分 続きを読む…

王国テレビ 番組「不正をあばけ!」

またもや、うちの局長が 「お宝映像ー!」って言って なんか撮影して帰ってきた。 今回は、不正牛肉を卸しているのを車から隠し撮りしてきたみたいだ。 カメルーンでは、肉の取引は、法で定められた検査を通らないと流通させてはいけ 続きを読む…

バムン王国の王様がスタジオに来た

突然、王さまがスタジオに来た。 市民のみなさんに、直接メッセージを語りかけるためにだ。   っつっても別にイラク戦争が始まるわけじゃなくってエイズの母子感染予防のために、検診率とかを来年までに80%達成しますよ 続きを読む…

取材先でアフリカの汚職の末端を体験してしまった

あー、びっくりした。びっくりした。   今日取材先でお金もらっちゃったよ。2万円。   取材したことで2万円をもらってしまった。   出たよ。 出ちゃったよ。 話には聞いてたけど、実際にある 続きを読む…

青年海外協力隊的あるある・6ヶ月めのソリューション「カレンダーを使ってみよう」

協力隊的な話題の続報をー。   事務所をボールペンでいっぱいにすることで書く習慣を つけるプロジェクト。しばらく経ってチラチラ見ていると、 自分が買っておいておいたボールペンを、何人かの人が 胸ポケットにさして 続きを読む…

【青年海外協力隊・カメルーンの旅】結婚式の撮影に行ってみた

このたび、同僚の結婚式に招かれた。 いや、正確に言うと招かれてない。   隣のラジオ局の局長補佐がめでたく結婚する、っていう話なのだが、それを自分が聞いたのは前の日だ。 ひそかに招待状が出回っていたりして、見る 続きを読む…

青年海外協力隊的あるある・5ヶ月めのマジメに協力隊が悩む

フェイスブックに協力隊の同期隊員がたくさんいるので、 ちょっとマジメに活動の話、 っつうか「協力隊」っぽい話題をしようかな。 まあ、一言でいうと、毎日腹の立つことが多い。 活動当初は 腹の立つことが7割で、そうでもないこ 続きを読む…

【青年海外協力隊・カメルーンの旅】町のドロボウがつかまった

乾季もたけなわのカメルーンです。 毎日暑くて、毎日が夏休みみたいでうれしい、日本はもうぼちぼち寒いでしょう。 最近の活動といえば、目立ったことはありませんがこちらの人たちが毎日出力40%くらいで働いているのに適応してきて 続きを読む…

青年海外協力隊的あるある・3ヶ月めのホームシック

日本のものがすごく恋しくなって、毎週日曜日だけ、日本から持ってきた蚊取り線香をたいて味噌汁を飲むのがすごく楽しみ。   そんな折、落語を聞くのも楽しみのひとつで、このあいだは「志ん朝」っていう文字を見ただけで笑 続きを読む…

石ころ拾ってガンガン投げてくるんすけど

あれだけ降っていた雨がぴたっと降らなくなって、 セ・ラ・セゾン・セッシュ・キ・コマンス (乾季が始まるな~)宣言が自分の中で出る。 ちょっとうれしい。 隣のガボンでは反対に雨季が始まったっていうんで、 アフリカってちょっ 続きを読む…

バムン王国テレビで活動してます

隣の村に今年130歳になるじいさんがいるんで、 ちょっと取材して来い、と言われてとりあえず行ってみる。 川口探検隊みたいになってきた。 130歳のじいさんか…、いるわけねえよ!   ということで、局の隣にあるラ 続きを読む…