再訪・カメルーン③

■■■「日本がどんな風に見られているか」を可視化する■ 大学院1年目の夏に、「修士論文構想発表会」みたいなものがあった。そこで「カメルーンでドキュメンタリー制作をして、その制作実践の記述と分析を修論にする」ってことを発表 続きを読む…

再訪・カメルーン②

■■体が小さくてひ弱な日本人■ じゃあカメルーン人から「金くれよ」と言われて、彼らが本当に金が欲しいかというと、実はそうではない。ただ単に軽口で肌の生白い東洋人をからかっているだけであって、本気で金を強奪したいと思ってい 続きを読む…

新シリーズ 再訪カメルーン

■喉元を過ぎれば熱さを忘れる■ 2度目のカメルーン行きを決めたのは、大学院1年生の7月ごろだった。 ちょうど協力隊から帰ってきたのが前の年の7月1日だったので、あれから丸々1年経ったことになる。帰ってきたときには、「もう 続きを読む…

青年海外協力隊的あるある・1年7ヶ月 「借金で首吊る女はいない」

3月8日の日曜日は「国際女性の日」っていう。 カメルーンでも、女性の行進やら、なんやらイベントがたくさんある。アフリカに来てからも休みの日にますます休めないんだけど、もうそれはいいや。 「国際」っていうんで、当日は世界各 続きを読む…

カメルーン 番組の完成「女性-見えない仕組みの中で」

毎日温かい日が続いて、春の樹木がいっせいに花をつけだした。 四季のある国では、1年に何回か短い間町中が花の香りに包まれるっていうボーナスみたいな時期が訪れる。それはとても感動的で気持ちがいい。 もちろんカメルーンの話では 続きを読む…

王国テレビ 時代写すドキュメンタリー感

あ、なんかひらめいちゃった。 閃いたっつうか、突然あることに合点がいったのだった。 数か月前に、何回かとなりの村を訪ねてドキュメンタリーを作った。 先日掲載された原稿にも書いた通りですが、僕の活動している王国テレビは、か 続きを読む…

王国テレビ「世界標準プロジェクト」

「世界標準プロジェクト」ってのを、始めている。 カメルーンの人たちは、すごく近代化に憧れを持っていているんだけど、いろんな事情から、なかなか近代化には近づけない。 ある時、局で鼻くそほじくってると、高校の先生で「映像の勉 続きを読む…

王国テレビ 番組「不正をあばけ!」

またもや、うちの局長が 「お宝映像ー!」って言って なんか撮影して帰ってきた。 今回は、不正牛肉を卸しているのを車から隠し撮りしてきたみたいだ。 カメルーンでは、肉の取引は、法で定められた検査を通らないと流通させてはいけ 続きを読む…

取材先でアフリカの汚職の末端を体験してしまった

あー、びっくりした。びっくりした。   今日取材先でお金もらっちゃったよ。2万円。   取材したことで2万円をもらってしまった。   出たよ。 出ちゃったよ。 話には聞いてたけど、実際にある 続きを読む…

与党圧勝!カメルーン選挙の謎

カメルーンで2013年9月30日月曜日、国会と地方議会同時選挙がおこなわれた。     選挙は5年に一回っていうんで、貴重なめぐり合わせだな。   投票の当日。   町の様子を撮影 続きを読む…