今朝、家をでると、町がまたもや人であふれて騒然としている。
若干遅刻めで家を出たので、
「やばい、今日なんかあるんだっけ!?」
と局に着いてみると、今日はなにもなかった。
そんで、
「今週の木曜日にお祭りやりまーす」だって。
急きょ決まったみたいだ。
お祭りってのは、政府の公式行事なんだけど、
聞いてみると
「カメルーン統一50周年のアニバーサリー祭り」
だって。
なにそれ。
カメルーンが独立したのは、アフリカの年の1960年だから
計算合わない。
ああ、そういえば、カメルーンって、
「(旧仏領)カメルーン」と、「(旧英領)西カメルーン」が
はじめ連邦制になって、そんで合体したんだっけ。
と思いだした。
んで、今調べてみたら、その合体した年は1972年5月だ。
やっぱ計算が合わない。
よくわかんないなー。
そうこうしていると、政府の発表で
「木曜日は国民の休日になります」だって。
北朝鮮かよ。
そして、木曜日は、また祭りにつきものの
「行進」がおこなわれるのです。
またかよー。もういいだろ。
まあ、こんな風に政府が「祝日」を自由に作ったり
するのは、
「国家が暦を支配する」っていう法則そのものだ。
そんで、国民たちが町を行進したりすることで
国威発揚したり、国が安定していることを皆で喜ぶのだ。
いい、悪い、ってのはないけど、
30年続いている現政権が、国の安定のために一生懸命やってる
おかげで、カメルーンでは紛争もなく
みんなそのことを誇りに思ってる。
(写真=乾季たけなわのカメルーンでは日干しレンガの家の建設ラッシュが続いています。3日で作るって言ってる。)
*初出:2014年2月18日(火)