どかん。ぼこん。
暑さに弱い イモ子ちゃんのアフリカ日記でーす。
ちょうどお盆の始まった日のお昼に日本を出発して、すでにエチオピアにバックパックの旅に来たのですが、なんかアフリカが始まった気がしないなーと。
どうしてアフリカぽくないかって、飛行機が空港に着陸したときに、たいてい沸き起こる「わーwww」という歓声と、それから拍手ね。そういう無駄なお祭りテンションがない。西アフリカっつうか、中央アフリカの始終「おぅ、おぅ」言ってるやかましい人たちに比べて、これは先入観だけど東アフリカは端正で控えめな人が多いんじゃないかなって気がしてるのね、印象だけど。
なにかと「見ないでものを考えるの、反対のさんせい同盟」のイモ子ちゃんとしては、その辺は肌で感じたいところです。ほほ。行ったことのない東アフリカを巡ってみるつもりで、だけど期間が短いのでエチオピアをうろうろしようかなと思ってます。
■■■ムンバイ(インド)とドバイ(UAE)のスマホ事情
お盆だからか、安いチケットを探したら、インドのムンバイと、ドバイで乗り継ぐ便で到着まで25時間もかかり、たいへんだー。ねむい。
インド系とアラブ系の人たちを見てると、何が一番目立つかというと、スマホね。男性が中心だけど、もう若い人からビジネスマン風は余すところなくスマホを持っていて日本人と同じか、それ以上に熱心に使っている様子が見られました。
だいたい3つの使い方をしているようで、
1、 熱心にソーシャルメディアをやっている
→これはだいたい日本と同じです
2、 すさまじい頻度で自撮りする
→別にモニュメント的なものと一緒にというわけでもなく撮ってる
隣の席に座った人と「記念に」パシャリ、とか すごいねー
なので空港の待合でイモ子ちゃんがスマホでキャスなどやっても、だれからも注目も警戒もされなかったりします。映像的なものの撮影に関しては、スマホの登場で海外では、今までに比べてやりやすくなる新しい状況が来ているかもしれません。
3、 飛行機に乗るまで、ずーっと電話
→しゃべりまくってるけど すごいねー
通話に関しては、特に日本ではスマホが普及してからすっかり、スマホで「通話する」ってことをすっかり見かけなくなりましたよねー。それと比べてみると、人のつながりを重視する非西欧の国の人たちは、常に会話をするってことを大切にしているように思いました。
世界のいたるところで爆発的にスマホが普及してるのはニュースなんかでよく見かけるけど、日本よりも非西欧国の人たちの方が多様な使い方をするような気もします。
10年くらい前に、日本と北欧の人で、当時のケータイの使い方がどのように違うのかのワークショップをした報告がありまして、それによると日本人は
人とのリアルな会話がしばしば中断され、モバイルつながりの方を優先
など、リアルつながりが遮断される傾向にあるのに対して、北欧の人は
ケータイに撮った写真をリアルな会話のアイテムに使うなど
リアルつながりの補助的手段として使う
様子が観察されたということでした。
こういうスマホの使い方とか、スマホに何を求めてるのか、文化によってすでに大きく違いが出てるかもしれないですねー、なんて思ったりします。
→ 最近の日本でのスマホの使い方を観察してみました
「もはや「電話すること」のなくなる日本」
■■■エチオピア寒いじょー
ものすごく渡航の準備に手を抜いてしまい、航空券と宿泊場所だけキープしただけですが、もう「地球の歩き方」すら読んでない(ちょっと立ち読みした)のです。あんまし観光地に行く気もなく、先入観を持つのもなんなので、それでいいでしょうか?安全だけは最優先で万全に気をつけたいと思ってます。
あまり調べてなさすぎて、
エチオピアの気温12度だって、
知ってました?お客さん。
もはや、12度ってどのくらいの温度か、日本にいたら想像できないですよ?
寒―。やべーよやべーよ。あわててフリースを荷物に入れたところです。しかも雨季っぽいのか、天気予報を見るとずーっと雨。
今は空港でコーヒー飲みながらこの日記を書いてるんだけど、まだSIMカードとモバイルWi-Fiを探して手に入れないといけないし(すでに空港内でプチたらい回され)、おなじみのタクシーの人とプチバトルが控えてるなど、じょじょに始まっていくことでしょう。
次回は ケニアの国境に向けて陸路のバス移動に出発
→ 「首都のアディス・アベバで旅の準備」
*初出:2018年8月16日