どうも、こんにちはー。
ブロガーの小野イモ子です。
ヨメが実家に帰っている間に、東京おもちゃショー2018に行ってきたよ!
土曜日の午後だったからか、人もそれほど詰めかけているというほどでもなく、すいすい歩いて入場しました。大きいお友達が多いのかとおもったけど、スタンダードに家族連れが多かったですね。なんか普通に安心します。
こちらは、食パンやお菓子などパティスリー的な食べ物に甘い香りをつけたシリコンみたいなおもちゃです。人工の香り付けで、大人にはちょっとおえっときますが、子どもにとっては「いい匂い~」「かわゆい~」と好評です。食べちゃわないようにね!
おもちゃエッグからは7つものアイテムが、サプラ―イズと出てきます。シューズとかアクセサリーとか、こういうのがいいですね。
「おもちゃ大賞 ガールズ・トイ部門」からはお風呂で遊べる「しゅわボム」です!バスタイムを香りで彩るバスボムを、お菓子みたいにつくります!
なんか女の子のおもちゃばっかり見てるけど、それはイモ子が乙女だからなの~。←ウソウソ。でもかわゆいものを見てると大人でも心がときめくわよね。
そんな中で、イモ子が一押ししたいおもちゃが、タカラトミーの新作ミニカーです。単に手にとって、ぶんぶんと走らせて遊ぶってだけじゃなく、なんと中に電池が入っていて、実際に「ぶるるーん」という豪快なエンジン音とともに手のひらで振動を楽しむことのできる、次世代おもちゃなのです。
”直感的”というのがキーワードになっていて、おもちゃを手に触れるプリミティブな刺激を体感することを重視しているのが分かります。もともとトミカの思想は「手のひらにミニカーを置いた時の、ズシッとした満足感」が売りポイントであったと言います。
確かに合金製で、ずっしりとした手ごたえを楽しむことが本来的なねらいとしてあったんですね。それが今回、アイドリング音と振動も加えた手ごたえへとバージョンアップした、ということができます。
また、「転がして遊ぶことで、地面からのリアクションを感じる」ことも従来からのセールスポイントでした。そこに今回、走行音が付けくわわったということになります。そういう意味でも、新しいトミカは、今までのトミカの思想を正しく受け継いだ進化形のおもちゃだと言っていいでしょう。
今回のトミカが「おもちゃ大賞(共遊部門)」を取ったことは、おもちゃが本来なんであるかを思い出させてくれるような気がします。それは触るという感覚の喜びや、触って動かした結果としての、世界からのリアクション(手ごたえ)によって充たされる感覚が、おもちゃの重要な機能なんじゃないかということです。そうやって子どもたちは自分の身体と世界との距離間を実体験として確実なものにしていくのではないかと考えます。
おもちゃ大賞のいくつかの部門のうちの「共遊部門」は、日本玩具協会が認定する「共遊玩具」の中から選ばれます。このブランド認定は
「障害のあるお友だちともいっしょに楽しめるように」
と、1990年3月から開発推進と普及活動がはじめられたものです。最近になってユニバーサルデザインということが言われていますが、おもちゃ業界の取り組みは意外に歴史が古いんですね。ポイントは「障害のある人向け」ではなく、誰もが楽しめるおもちゃである、というところにあります。
しかし、現実には「目の不自由なお友だち」向け「耳の不自由なお友だち」向けというようにくくってしまいがちですし、ユーザーもそう捉えてしまっているような気がします。
今回のトミカは、手の中でなんかずっりとしたものが「ブオンブオン」と音を出しながらぶるぶる振動してる、そのことそのものが、笑っちゃうほど気持ちいいっていうことに、純粋に心を動かされるっていう話です。そういう誰もが楽しめることの中に、コンテンツの本質的な可能性があるんでしょうね。
日常生活全般そうだけど、感覚的なことを楽しんでいきたいものです。
ちなみに、「プログラミングのおもちゃ」で「論理的思考」を身につけて「問題解決能力を育むよ」ってのもありましたが、
論理的な思考で、この世の中の問題は解決できねえよ!!
って、大きいお友だちのイモ子ちゃんは思ってます。
→「デザイン あ」展レポート2018はこちら、だよっ
夏休み!小学生のお出かけに「デザイン あ」展
以上、国際展示場からイモ子がお伝えしましたぷ。
(トミカは2018年10月発売予定だって/ステマじゃないよ)